きものコンサルタント 専門学校で取れる資格
昨今、国際交流が活発になり、海外からの旅行者数も増えています。そのような中で、需要が高まっているのが日本の伝統文化の心を伝えることができる着物文化の専門家であるきものコンサルタントです。この資格を取得することで、きものの歴史や文化、着付けや着こなし、作法についての知識や技能を学んできたという証になりますので、呉服店などの専門店での販売や接客だけではなく、海外からの旅行者を相手にした着物の説明など観光業界での需要も考えられますし、また大手着物メーカーや問屋などでも、知識を生かした営業戦略や商品開発などに関わったり、着物を海外に広める際のサポートをすることも可能でしょう。このようにこの資格を取得することで幅広い活躍が期待できるのです。
そんなきものコンサルタントの資格を取得するには、2年以上の実務経験か着装教室などでの220時間以上の教育を終了することが条件となっていますので、基本的には専門学校で教育を受けるというのが最短の道となります。
また全国に8校ある装道礼法きもの学院は、全日本きものコンサルタント協会の認定校であるため、ここでの講習を受けて認定試験に合格すると、通常10級から受ける試験を9級から受けることができますので、はやく資格を取得したい場合は認定校を選ぶとよいでしょう。