作業療法士 専門学校で取れる資格

作業療法士とは、病気や怪我などを理由に体に障害があったり、動かすのが不自由だという人に対して医師の指導の下でリハビリテーションを行う人のことをいいます。作業療法士は主に、日常生活の動作やレクレーションなどを通じて体の機能を高めるリハビリテーションを行っています。似たような資格の理学療法士とは異なるポイントは、摂食障害やうつ病といった精神障害の患者も対象にしているところにあります。総合病院やリハビリテーション専門のクリニック、介護施設などで働くことが一般的ですが、児童福祉施設や精神科病院などで働くこともあります。

作業療法士

作業療法士になるには、国家試験に合格して資格を取得する必要があります。この国家試験には、受験資格があります。大学や短大、専門学校といった養成課程で必要なカリキュラムを修了することが必要とされています。女性の有資格者が多いので、女性も多く活躍している職業です。

また、パートタイムで働いている人もおり、ライフスタイルに合わせて働き方を選べるというメリットもあります。リハビリテーションは実施したからといってすぐに結果が出るものではないので、根気よく行う必要があります。そのため忍耐力が必要とされる職業です。